プラスナイス 徳島の不動産売却サイトスタッフコラム相続した実家、住まないならどうする?売却・活用の選択肢と判断ポイント

スタッフコラム

2026.07.16 NEW

相続した実家、住まないならどうする?売却・活用の選択肢と判断ポイント

じめじめとした湿気、急な雷雨、そして容赦ない夏の陽射し。
この時期になると、空き家の管理が一気に難しくなってきます。
放置された家屋では、室内のカビやシロアリ被害、草木の繁茂による景観悪化など、思わぬ劣化が進んでしまうことも。真夏の猛暑の中で手入れに行くのも一苦労——という声もよく聞きます。

相続で引き継いだご実家、「いずれ何とかしよう」と思いながらも、月日だけが過ぎていないでしょうか。
しかし、空き家は持っているだけでコストがかかり、資産価値が目減りしていくリスクのある存在です。

住む予定がないのであれば、売却も含めて早めに方向性を定めることが、損を防ぐ一番の方法です。
今回は「売却」と「活用」という2つの視点から、現実的な選択肢を整理してみます。

 

まず確認しておきたいこと

相続後の家をどうするか考える前に、まずは以下の点をチェックしておきましょう。

  • 不動産の名義変更は済んでいるか(相続登記)
  • 他の相続人との協議がまとまっているか(遺産分割)
  • 建物の状態(築年数、雨漏りや傾きなど)
  • 周辺エリアの不動産相場、流通のしやすさ

これらを把握することで、売るべきか・活かすべきかの判断がより現実的になります。

 

【選択肢①】売却という判断

住まない不動産を手放すことは、精神的にも経済的にも大きな負担の軽減につながります。

  • 年間の固定資産税や管理費がなくなる
  • 将来的な建物劣化の心配がなくなる
  • 現金化することで他の用途に資金を回せる
  • 相続人間のトラブルや管理負担を解消できる

市場に出せば必ずしもすぐに売れるわけではありませんが、現状の価格を知っておくこと、そして早い段階で売却の準備を進めておくことが、後の後悔を防ぎます。

 

【選択肢②】活用するという考え方

「すぐに売るのは気が引ける」「何かに使えないか」と思う方も少なくありません。代表的な活用方法と、それに伴う現実的な注意点を見てみましょう。

  • 賃貸に出す

収益化を目指す選択肢の一つですが、空き家をそのままの状態で貸すのはあまり現実的ではありません。
築年数が古い場合、耐震補強や水回りの入れ替えなど、まとまったリフォーム費用がかかるケースが大半です。

また、入居者の募集・対応・トラブル管理など、実務的な負担も無視できません。

さらに、賃貸需要が少ないエリアでは、空室が続いて赤字になることも。

収益化するには「立地」「設備」「需要」の3つが揃っていることが前提になります。

  • 更地にして駐車場などで活用

手軽な収益化に見えますが、解体費用(一般的な一軒家でも150万~200万円超)や造成工事、ライン引きなど整備費用が発生します。
また、市街地中心部や駅周辺でなければ駐車場の需要が少なく、採算が合わないこともしばしば。

  • 自治体の空き家バンクに登録する

地方自治体の支援制度を活用する選択肢ですが、登録しても買い手がすぐに見つかるとは限りません。

買い手側の要望で修繕や解体の負担を求められることもあるため、事前の心構えが必要です。

 

所有し続けることのリスク

「活用」とは聞こえが良いですが、どの選択肢も“所有し続ける”という前提があり、結果的に

  • 税金(固定資産税)
  • 維持管理(草刈り、見回り、清掃)
  • 修繕・リフォームの費用 といった経済的・時間的負担が続くことになります。

また、長期的に空き家を持ち続けることで、老朽化が進み、いずれは「売るにも売れない状態」になるリスクもあります。

 

判断のポイント

迷ったときは、以下の点を目安に考えてみてください。

  • 今後5年以内に使う予定があるか
  • 年間いくらの維持費がかかるか(税金+管理費用)
  • 賃貸や活用の現実性(リフォーム費用、需要)
  • 周辺相場の推移と将来的な資産価値
  • 家族との合意・意思統一は取れているか

 

まとめ:売却という選択が、未来の負担を減らす

相続した不動産は、使わないまま放置すると、知らぬ間に“資産”から“負債”に変わってしまうことも。
特にこれからの時期は、雨や湿気による劣化、雑草の繁茂、猛暑による管理の手間が増え、空き家のリスクが表面化しやすい季節です。

活用には費用や手間、エリアによる制約があり、現実的に難しいケースが多いのが実情です。
だからこそ、「売却する」という選択肢を早めに検討することが、将来の安心につながります。

まずは現状の査定だけでも構いません。
ご所有の不動産が「いくらで売れるのか」「今売るべきかどうか」を把握するだけでも、気持ちが大きく前に進むはずです。
迷っている方は、ぜひ一度ご相談ください。

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