目次
はじめに
不動産を売却したいと考えている方にとって、今の価格動向は最も気になるテーマのひとつです。
特に地方圏である徳島県では、地域や用途によって価格に差が出やすく、情報をきちんと整理しておくことが重要です。
この記事では、2025年時点での徳島県内の不動産市場の動きについて、
・価格の推移
・エリア別の傾向
・売主が注意すべきポイント
をわかりやすくまとめました。
今後の売却戦略にぜひご活用ください。
1. 2025年、徳島県の不動産価格はどうなっている?
◆ 全体としては「やや下落」傾向
2025年現在、徳島県全体の地価は前年比で 約0.4%の下落 となっており、依然として緩やかな減少傾向が続いています。
これは少子高齢化や人口減少に加え、都市部への人口流出の影響が主な要因です。
◆ 用途別の動き
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住宅地:微減傾向(‑0.5%程度)
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商業地:やや弱含み(−0.4%前後)
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工業地:一部で上昇傾向(+1.4%程度)
住宅や商業地の需要は落ち着いていますが、工業用地では交通インフラの整備などを背景に一部上昇が見られます。
2. 地域別の価格傾向
徳島県内でも地域によって価格動向に差があります。以下に代表的なエリアを挙げてみます。
◆ 上昇傾向が見られるエリア
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徳島市中心部(特に駅周辺・商業地域)
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藍住町・北島町(徳島市へのアクセスが良く、生活利便性が高い)
これらの地域では、駅や商業施設への近さ、子育て世帯の流入などもあり、比較的地価が堅調です。
◆ 横ばい〜下落傾向のエリア
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鳴門市・小松島市・美馬市などの郊外エリア
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山間部・過疎地域
こうした地域では、取引件数も少なく、買い手のニーズも限られているため、価格は下落傾向にあります。
3. 売主が押さえるべき3つのポイント
【1】価格は「相場」だけでなく「類似物件の実例」を参考に
市場全体の平均価格だけを鵜呑みにせず、同じような立地・築年数・面積の物件がいくらで売れているかを調べましょう。
【2】売却に強いエリアの「魅力」を伝える
・駅までの距離
・スーパーや病院までの距離
・子育て環境(学校・保育園)
などを具体的にアピールすることで、価格や成約スピードに大きな違いが出ます。
【3】地価下落が気になるなら「早めの決断」も有効
地価がゆるやかに下がる傾向にある中で、売り時を逃さないことが大切です。
市場が冷え込む前に売却を進めることが、損をしないポイントです。
4. 今後の見通し
2026年にかけての徳島県の地価は、
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中心部・アクセス良好エリアは 横ばいまたは微増
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郊外や過疎地は 緩やかな下落
という構図が続くと予想されます。
ただし、インフラ整備(高速道路・新駅開発など)や大規模開発があるエリアは、上昇の可能性もあります。
ご自身の不動産がどういったポジションにあるのか、客観的に分析することが重要です。
5. まとめ|売主に向けたアドバイス
✅ 徳島県の地価は全体として下落傾向。ただし一部地域では堅調
✅ 価格の参考には、実際の売却事例を活用する
✅ 売却を検討しているなら「タイミング」が重要
売却は「戦略」がものを言います。
査定を受ける際は、地域事情に精通した不動産会社を選ぶことが成功への第一歩です。
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